実家の母のお供で、静嘉堂文庫美術館へ、天目茶碗を見に行ってきました。
電車を乗り継ぎ二子玉川へ。
住宅地を抜け、森の中のお屋敷に出会いを求めて。
そのお茶碗は、窓の外の緑をバックに、自然光を取り入れた、明るいホールの真ん中にただ一つ展示されていました。青から藍色に、光を受けてくっきりと何とも美しい輝きです。
三つの国宝窯変茶碗のうち最も華やかで美しいと言われています。
作り方が未だに完全解明できず、復元できてない、中国には、残っていないところも魅力的。
この茶碗が、徳川家光から、春日局へ手渡され、その後、母方の稲葉家に伝わった話をビデオ室で見て、もう一度おさらいにと母と意見が一致。引き返して再度お茶碗をみせてもらいました。
貴重な、お茶碗、拝見させていただきました。